第１回　袱紗ちがい

初級茶道入門講座受講之巻　第1回

第１回　袱紗ちがい

私は旅にしても講習会にしても、たいてい予習していく人なのですが、
今回は先入観なしにやってみようと、何の前知識も入れずに出席しました。

第一回は、おじぎの仕方、立ち方、襖の開け閉め、扇子の扱い方、
袱紗の扱いを学ぶ。

おじぎには、真・行・草（しん・ぎょう・そう）がある。
真は深く、草は会釈程度の浅いもの、行はその間ぐらい。
書道にも真・行・草があるよな、と思いながら聞いていた。
真書（楷書）・行書・草書ね。

以降、立ち方、襖の開け方とかは時代劇ファン・ティー太には
見なれた光景なので、難無く修得。
あ、でも、襖、ぱーんと閉めてしもたか。
たてつけあんまりよくなくて、固かってん。

扇子は、他人との御挨拶に境界線をつくるために自分の前に置いて使う。
扇子っていろいろ種類あるけど、どれでもいいんかなあ、と思いながら、
普通の扇子を持っていったけど、
茶道用の小振りなものがあるみたい。
そういう扇子は、止め具が上になるように置く。
普通の扇子はそういうふうには置けないので、
たたんでいる紙面が見えるように置く。
いずれも持ち手が右側。

袱紗（ふくさ）の扱いにうつって、ひざの上に広げたみなさんの袱紗を見て、ん？
なんか、私持ってきたもの、ちがうぞ。

そう、普通の袱紗でした。
のし袋つつんだりする、あれね。

こっちも、茶道用のものがあって、全然つくりがちがう。
小振りで、あわせになっていて、三方が縫ってあり、一方が輪になっている。
もー、そうゆうことは、はよゆうてやー。
袱紗って聞いたら、風呂敷のちっさいやつ思い浮かべるでー。
茶道用のこの袱紗、使い袱紗とも言うみたいね。

とりあえず、普通の袱紗でやっていたけど、
大きいから全然見本どおりの感じにならない。
途中から余分に持っている人に借りて練習。
はじめは、なんのこっちゃと思うが、
2、3回やったら、修得。
写真で見たことはあったけど、あれだとあんまりやる気でない。
実際、動く見本を見ると、わかりやすいねえ。

今回はそれでおしまい。
袱紗買いに行ってこよ。懐紙入れも買っとこか。
次回もまたなんかやってまうかも。へへ。

2001年06月17日 01時29分47秒

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