JR東海の「宇治」と「静岡」の緑茶ドリンク


新幹線で静岡に行った時に、駅の自動販売機で「静岡」の名が付いた緑茶ドリンク缶を見かけました。試しに買ってみると、香料が入っていない緑茶ドリンクなので、それなりかおいしいかな、と期待を胸に帰ってみると、大阪の駅には「宇治」の緑茶ドリンク缶あり。お、これは味が違うのか、それとも地方土産にありがちな、名前だけ付け替えて中身が同じなのか、更に興味津々。どちらも原材料名は、緑茶(せん茶)とビタミンC。

   


パソコンのモニタの色は、物によって様々で、的確な色味を再現しているとは限りません。ご了承ください。

 
・水色(お茶の浸出液の色)
宇治 黄色く、静岡より透明度あり
静岡 やや濃く、少し赤みがかった色合い


・香り
宇治 和菓子を思い出す香りだった
静岡 あまり香りがしない


・味
宇治 味はあるが、何と表現してよいのやら
静岡 あまり味が無く、かすかに渋味


全体的に言うと、静岡の方が淡泊でしたが、このぐらいの差なら、同じ製品間でもありそうなぐらいの違いです。水色の濃さも同様。冷蔵庫から出してすぐでは温度が低すぎてわかりにくそうだったので、常温に戻してから試しました。温度が低いので差がわからないのかな?と思って、電子レンジで温めてみましたが、ますます差が無くなりました。飲み始めはわずかに違うな、と感じていましたが、飲んでいるうちに、どちらも一緒?と思えてきました。茶鑑定については、まだまだ経験値が低いので、違いはそれほどわかりません。単品で飲んだら、わからないぐらいの味です。聞茶何段とかの人ならわかるのかな。

2002.11.4

(C)1998-2004 Saronjin Teata